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リビング階段の思わぬデメリット!採用した人の口コミも紹介

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リビングに階段を設置するメリットはわかりやすいけれど、その裏には意外なデメリットも潜んでいることをご存知ですか?
リビングに階段を設けることで生活が制約される場面や、家族の安全性に関わるリスク、さらにはプライバシーの喪失といった懸念があります。
その他、家事や片付けへの影響やリセールバリューの低下についても詳しく解説します。

本記事を読むことで、リビング階段を取り入れる際のデメリットについて理解し、より満足度の高い家づくりに役立ててください。

リビング階段のデメリットとは?

リビング階段を採用することでおこるデメリットは空調や音だけでなくインテリアにも及びます。

それぞれのデメリットを詳しく紹介します。

リビング階段の場所によってインテリアが制限される

リビング階段は配置場所によって、家具やインテリアに制限が生じます。
例えば、階段の位置が中央にある場合、大きな家具の配置が難しくなり、リビングスペースの有効活用が困難になります。
また、階段が狭いスペースにある場合、通行の妨げとなり、リビングスペース全体の動線が制限されることがあります。

リビングを使いやすくするためにも、階段の場所は慎重に検討した方がいいです。
しかしながら、2階に子ども部屋などを多く作る場合には、2階の間取りに影響しない位置に階段をもってくる必要があるため、どうしても1階の真ん中に階段がきてしまうことも少なくありません。
我が家も2階に5部屋作る必要性から、ダイニングとリビングの間の位置にリビング階段を設置することになりました。

子どもや高齢者の安全性に影響する

リビング階段はデザインによっては安全性に注意を払う必要がでてきます。
特に、小さな子供や高齢者がいる家庭では、転倒や事故のリスクが懸念されます。

階段の手すりや段差の高さなど、安全対策が不十分な場合、家族の負傷や事故が発生する可能性があります。
以下の写真のような階段の踏み板がないケースや、オープンタイプの階段がおしゃれで流行りですね。


実際に圧迫感をなくすという意味ではこれらのデザインは効果的です。
しかしながら安全性面においては、注意を払って生活する必要があります。
我が家もこのタイプの手すりをつけていますが、やはり子どもがそこからボールを投げようとしたり、身を乗り出していたりすることもあるのでヒヤヒヤすることが多々ありました。

エアコンの効きが悪くなる

リビング階段にするとどうしても1階のエアコンの効きが悪くなります。
解決策として以下の方法があります。

  • 全館空調にする
  • ドアやロールスクリーンを設置する

ドアやロールスクリーンを設置することは後述する音や匂いについての問題点も解決してくれます。
しかしながらドアを設置する場合には、開き戸にするとスペースの確保が必要となりますし、引き戸にした場合にもドア2枚分のスペースにはインテリアが置けなくなるといったデメリットも生じます。

音や匂いの問題

これはリビング階段で必ず起こる問題化と思います。
特に子どもたちが2階で遊んだりしているときには、子どもの声が1階まで響き渡っています。
逆にこれから子ども達が大きくなって自室で受験勉強などをするようになった時には。リビングでの生活音に気を遣うことになると感じています。

リビング階段を実際に採用した人の口コミ

リビング階段があると、家具の配置が難しくなりますね。ソファやテーブルを配置するのに苦労しました。

小さな子供がいる我が家では、リビング階段の安全性が心配でした。手すりを設置するなど、対策を講じましたが、やはり目が離せません。

リビング階段から他の部屋が見えるのが気になります。特に来客時などは、プライバシーを確保したいですね。

夜遅くに帰宅すると、階段を上がる音がリビングに響いて気になります。防音対策を考えた方が良いかもしれません。

掃除機をかけるときなど、階段周りの掃除が大変です。スペースを確保しながら効率的に掃除する方法を模索中です。

リビングに階段があると、どうしても圧迫感を感じます。デザインを工夫して、開放感のある空間を作りたいですね。

将来的な売却を考えると、リビング階段はプラスになるのかマイナスになるのか気になります。一般的な需要を考慮してデザインすることが大切です。

リビング階段はデメリットを知った上で採用すべき!

デメリットを知らずにリビング階段を採用してしまうと、生活し始めてから
「こんなはずじゃなかったのに……」
と新生活に傷をつけることになりかねません。

デメリットを知った上で採用するのであれば、納得した上での決断なので、大きな心理的影響はでにくいです。

今回はさまざまなリビング階段のデメリットをご紹介しました。
しかしながら、デメリットだけでなくメリットも多く存在します。
特に十分な敷地が確保できない場合には廊下を節約することで、他のスペースを広く取ることができるといったメリットも存在します。
メリット・デメリットはその家、その家族によりさまざまです。

十分な事前知識をつけて、素敵なおうち作りを楽しんでくださいね。